建てる前のこだわり、建てた後のがっかり【福井新築情報コラム】

皆さん、こんにちは。
福井で新築住宅を建てたい！という方にお届けする福井不動産コラムです。
福井で分譲住宅、一戸建てをご検討の皆様、家づくりはいかがお進みでしょうか。
 

新築を買うとき、建てるときは本当にいろいろなことを考えます。
立地・間取・性能・デザイン等々、そしてそれらがしっかり予算内に収まっているか。
人生の一大イベント。考えて考えて考えて、
そうして完成した際のお客様の本音は
「やーーーーーーっっっっと、住める」と思われるそうです。

しかしながら、家は完成がゴールではもちろんありません。そこがスタート。
お施主様の思いが形になったわけですが、
それが実際にできてみて、「期待通りだったもの」「期待以上だったもの」そして「期待以下だったもの」。
そういったものが見えてきます。
こで今回はこんな話。
「建てる前のこだわり、建てた後のがっかり」

※出展「あたらしい家づくりの教科書　P034」
上図は東京大学の前真之先生が独自調査で2009～2014年度の間に新築を購入した人を対象にとられたアンケート結果です。

新築を建てるプロセスの中で
A.家族ではじめに大事だと思ったこと
B.設計者から勧められた項目
C.話し合って大事にした項目
D.住んだ後の満足度
について、家そのものにかかわる１６項目を、
重要度や満足度にしたがって順序をつけると、如実にわかるものがあります。
まず、「間取り」。
これは最初からこだわり度№1、そして、住んだ後も満足度№1。

他にも「耐震性能」「自然光」「デザイン」などはこだわりも高く、
かつ、満足度も高い傾向にあります。
しかしながら、気をつけないといけないのは、満足できていない項目です。
「室内温熱環境」は、建てる前はこだわっているものの、
最終的な満足度がかなり落ち込んでいます。省エネ性能も同様。
どうしてこういうことが起きるのでしょう？
これは、「間取り」や「デザイン」は目に見えるのでわかりやすいのですが、室内温熱環境は目に見えません。
なので、あまりわかってないまま、工務店の言う
「うちは高気密・高断熱です！」という言葉につられて契約してしまいます。
この営業マンなら信用できそう、という印象だけで。
実は、新築住宅の温熱環境は、しっかり数値化されています。Ua値やC値ですね。
暖かい新築に住まいたいのであれば、これらの数値をしっかり比較して選びましょう。

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では、快適な新築・住まいづくりを一緒に考えていきましょう。

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