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2016.11.21/
コラム
「暖かい」家
よく、あったかい家がいいな、と言います。
高断熱・高気密の住宅は、あったかい家なのでしょうか?
その前に「暖かい」とはなんでしょう?
辞書を引くと、ひとつに「(暖かい)寒すぎもせず、暑すぎもせず、程よい気温である。」とあります。
また、補足に「気温のようにからだ全体で感じるあたたかさに、「寒い」に対して「暖かい」」とあります。
要するに、寒くない事なのではないでしょうか?
家の中は、何もしないと外気の影響をうけて、冬は寒く夏は暑くなります。
断熱性能の低い家でも、冬にガンガンストーブや暖房器具を使えば、あったかいです。でも、これでは光熱費がばかになりません。
高断熱・高気密の家は、少しのエネルギーで快適な温度(湿度)を保つことができる、というのが正しい言い方かもしれません。
エアコン1台で、それもある程度の温度になればエアコンの負荷をかけずに、快適な温度をキープし、光熱費も安く抑えられる事が大切です。
それを可能にするのが、断熱性能です。この断熱性能の高い家を、高断熱と言っています。
また、いくら高断熱であっても、家中すきまだらけでは、せっかく家の中の暖かい空気が外にもれて、外の冷たい空気が中にはいり寒くなってしまいます。
気密もとても重要です。
これらの両方を兼ね備えた家だけが、「高断熱・高気密」と言うことができます。
タキナミの家は、これに換気も考慮しています。
24時間換気は、法律で義務づけられていますが、ただ換気をすればよいとしてしまうと、上記のように冷たい空気の流入があります。
換気をする際に、きちんと熱交換を行う事によりそれを防ぐ事ができます。
高気密・高断熱の話をする際には、換気の際の熱交換の話もいっしょに考える事が大切です。