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2020.02.09/
コラム
高断熱住宅に必要な水準値は?【★福井建売・分譲コラム】
皆さん、こんにちは。
福井で新築住宅を建てたい!という方にお届けする福井不動産コラムです。
福井で分譲住宅、一戸建てをご検討の皆様、家づくりはいかがお進みでしょうか。
皆さんは注文住宅の建築や分譲・建売住宅の購入を考える時に、
住宅の断熱性能について考えたことはありますか?
先日のコラムでは「HEAT20」という住宅の断熱性能を確立、普及するための組織についてご紹介しました。
今日はその続きで、断熱性能を確保するために実際にどのような基準などが設けられているかお話ししたいと思います。
難しい話が続くかもしれませんが、お付き合いください。
さっそくですが、注文住宅や分譲・建売住宅などの断熱性能は“UA値”という数字で表されます。
“UA値”、正式名称は「外皮平均熱貫流率(W/㎡K)」
計算方法は「建物が損失する熱量の合計(W/K)」を「外皮面積(㎡)」で割るというものです。
一戸建ての住宅を建てた場合、例えば今のような冬の季節を想定すると、
部屋の中で暖められた暖かい空気の「熱」は、天井や屋根、壁、床、窓、出入り口、そして基礎などの部分から外へ逃げようとします。
この外へ逃げてしまう「熱」の量をまず計算します。
そして、熱が逃げないよう断熱材や断熱性能の高い窓などを使っている箇所の面積を計算し、
先程の「外へ逃げる熱の量」を「断熱している壁や窓の面積」で割ることで、
どれぐらいの熱が外へ伝わっているかという“UA値”が求められます。
“UA値”が小さければ小さいほど、断熱性能が高く、熱が外へ逃げにくい住宅ということになります。
HEAT20ではこのUA値がどの程度の数値であれば断熱性能の高い住宅と言えるのか、その水準値を出しています。
日本は南北に長いため、地域によってこの水準値も変わってきます。
福井県の主なエリアが属している「地域5」では“UA値0.48以下”が水準値とされています。
つまり福井で注文住宅や分譲・建売住宅を購入するとき、UA値が0.48以下の住宅であれば、「高断熱住宅」と言えます。
タキナミでは、これらの基準を元に、“UA値0.46以下”を標準とした高断熱住宅を
注文住宅、分譲住宅の基本ラインナップとしています。
モデルハウスなどでその性能を実感していただいたり、
住まいの体感ランド内、構造展示ゾーンでは実際どのようにして
断熱性能を高く保っているか、その構造部分を見学していただくことができます。
来年、2021年には断熱などの性能についての説明が義務となる予定です。
この機会に、注文住宅、分譲・建売住宅の断熱性能やUA値にも注目してみてください。
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では、快適な新築・住まいづくりを一緒に考えていきましょう。
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