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2019.09.30/
コラム
屋根材の特徴【★福井建売・分譲コラム】
皆さん、こんにちは。
福井で新築住宅を建てたい!という方にお届けする福井不動産コラムです。
福井で分譲住宅、一戸建てをご検討の皆様、家づくりはいかがお進みでしょうか。
皆さんは町を歩いたりしている時に、住宅の屋根に注目して見てみたことはありますか?
日本の住宅の屋根材はいろいろな物があり、それぞれ特性や見た目が異なります。
屋根は普段から視界に入る場所ではありませんが、新築住宅の外観を考えた時、
屋根の形やどんな屋根材を使うかで、見える印象は大きく変わります。
夢のマイホームづくりを考えた時、自分の家はどんな見た目にしたいかな~と考えながら町を歩いてみるのも楽しいものです。
今日は新築住宅で使われる屋根材の特徴についてご紹介します。
◆日本瓦
瓦は日本人なら誰でも知っている屋根材ですよね。
昔からある日本の住宅のほとんどは瓦屋根です。
これから建てようとする新築住宅のイメージが和風であるなら、一番イメージに合うのは日本瓦です。
また、日本瓦は表面の塗装が必要ないため、メンテナンス頻度がとても少なく済みます。
瓦の割れや剥がれ、接合部の漆喰についてはメンテナンスが必要ですが、屋根全体の塗装と比べると費用はかなり少なくなります。
日本瓦のデメリットとしては、重量が重いことです。
古い住宅が地震発生時、瓦の重さに耐えきれず倒壊したというニュースを見たことがある人も多いと思います。
日本瓦を新築住宅に使う場合は、耐震や制震など家全体の地震対策をしっかり考えておくことが必要です。
◆セメント瓦
同じ瓦でも、粘土などで作られた日本瓦とは異なり、セメントで作られた瓦がセメント瓦です。
デザインが豊富なため、洋風やモダンな新築住宅にも合います。
また、日本瓦よりも安価なため、初期費用が安く済みます。
しかし、日本瓦は塗装をしなくても長く持ちますが、セメント瓦は定期的な塗装メンテナンスが必要です。
塗装が劣化し、セメント瓦自体が傷んでしまうと、瓦そのものを交換しないといけなくなってしまうためです。
そのため、初期費用は安く済みますが、代わりに住んでいく間のメンテナンス費用を考えておきましょう。
重量は日本瓦と同様に重いため、地震対策も行いましょう。
◆スレート材
繊維とセメントを混ぜ、板状にした屋根材をスレート材と言います。
シンプルなデザインのスレート材はどんなイメージの新築住宅にも良く合い、
軽量で安価なため、最近は瓦に代わり選ばれることが多くなってきました。
断熱・遮熱の性能も持っているため、屋根からの熱を軽減してくれます。
ですが、スレート材は表面の塗装が劣化してしまうと、断熱や遮熱、防水といった性能が失われてしまいます。
そのため、約5年に一度はひび割れなどが無いかの点検、また約10年に一度は塗装のリフォームを行う必要があります。
新築時は安く済みますが、定期的に塗装のリフォームを行う費用を用意しておきましょう。
◆ガルバリウム鋼板
定期的にメンテナンスの必要なスレート材に代わり、最近使用されることが増えてきたのが、ガルバリウム鋼板です。
これまで見てきた屋根材の中では一番軽量です。
色やデザインも豊富で、メンテナンスの頻度もスレート材に比べると少なく済みます。
どれくらいの頻度でメンテナンスが必要となるかは、メーカーによって異なりますので、
メーカーを選ぶときにデザインと合わせて確認してください。
メンテナンス頻度は少なくなりますが、表面に傷ができると錆てしまう場合があるため、
塩害が心配な海沿いの住宅などでは、メンテナンス頻度も高くなってしまいます。
また、住んでいく間のメンテナンス費用は少なく済みますが、新築時にかかる初期費用は高くなります。
いかがでしょうか。
屋根だけを見てみても、いろいろな素材があり、それぞれに特徴が異なります。
費用やデザイン、その家で暮らす間のメンテナンスなどを考えて素材を選んでいきましょう。
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では、快適な新築・住まいづくりを一緒に考えていきましょう。
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