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2018.09.15/
コラム
【福井新築輸入住宅コラム】2050年は遠くない!これからの新築選び
こんにちは!チムニーです!
徐々に涼しくなり、秋の気配が近づいているような気がします。
季節の変わり目、体調には十分気を付けて下さいね。
福井で、輸入住宅、新築住宅、注文住宅、ZEH、高気密・高断熱住宅を建てたい人に
見ていただきたいコラムです。
今日は住宅の未来についてです。
先進国の中でもとりわけ住宅の性能が低いといわれている国、日本。
先進国の中で、いまだに新築の窓になんの制限も無いのはもはや日本ぐらいだそうです。
そんな住宅に関してひどく遅れをとっている日本ですが、とうとう国の方針で基準が設けられるそうです。
まずは2020年、もう二年後ですね。
2020年以降から、一定の基準を下回る性能の新築は建てられなくなります。
しかしこの基準は地元の工務店等が技術的な部分で無理なく追いつけるよう、まだまだ世界的に見て低い基準に落ち着いています。
そしてここからが重要。
2050年からは新築住宅、既存住宅関係なくZEH(ゼロエネルギーハウス)にしないといけなくなります。
ZEHとは①家の性能を上げて、消費電力を抑えたうえで②太陽光等、自然エネルギーで電気を作り、③その家で使う消費エネルギーをプラマイゼロ、ないしマイナスに持っていく住宅のことを指します。
②の太陽光パネル自体は今後ますます普及し、安価になっていくでしょう。時期を見て購入を考える、というのも一つの手だと思います。しかし①はそうはいきません。
新築を建てる時に断熱性能が高いものにしないと、家全体の性能を上げるわけですから、大規模なリフォームになってしまいます。
では、想像してみてください。
もし今、新築を建てようと考えている人が、「性能は低くてもいいからとにかく安いお家にしよう」と格安住宅を購入した場合どうなるか。
35年ローンを組んだ場合、2050年は、そのローンが完済に至る前に訪れてしまいます。
その結果、せっかく購入費用を抑えたのに、ローン完済目前まで来て性能UPのために大規模リフォームをするはめになってしまうのです。おまけに性能の悪さゆえに冬の寒さや夏の暑さに耐えてきたにもかかわらず、です。
このことから、新築住宅を考えている方々はこの2050年のことも視野に入れてお家選びをすることをオススメします。
性能の良い新築住宅は少ない消費電力で一年中快適に過ごせるので、月々の電気料金も大幅にカットできます。
長い目で見れば、性能の低い格安住宅より、高性能住宅のほうが経済的ですよ。
あと、大手メーカーで結構いいお値段するお家が必ずしも高性能住宅とは限らない、ということも覚えておくと損はないでしょう。
性能は営業マンの言う「高気密高断熱ですよ」を鵜呑みにせず、必ず数値化されたデータがないか聞いてみましょう。ここでパッと数値が出てこないメーカーは性能に力を入れてないのかもしれません。
新築住宅メーカーを選ぶ、ワンポイントアドバイスでした。
福井県で新築、注文住宅、高気密高断熱住宅、ZEH住宅、輸入住宅、デザイン住宅を求めるあなた様へ