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2020.03.20/
コラム
世界基準で考えるヒートショック【★福井建売・分譲コラム】
皆さん、こんにちは。
福井で新築住宅を建てたい!という方にお届けする福井不動産コラムです。
福井で分譲住宅、一戸建てをご検討の皆様、家づくりはいかがお進みでしょうか。
冬になると、自宅内での死亡事故にもつながる「ヒートショック」が心配になってきますよね。
この「ヒートショック」日本では冬になるとニュースなどで必ず目にする言葉ですが、
海外での状況はどのようなものなのでしょうか。
今日は世界基準で考えるヒートショックと住宅の関係についてお話ししたいと思います。
まず、「ヒートショック」のおさらいです。
「ヒートショック」とは、家の中で温かいところと寒いところを行き来するときに生じる、
血圧の急激な変化に対して起こる健康被害のことを言います。
具体的には、温かいリビングを出て、寒い脱衣場で着替え、
熱いお風呂に入る瞬間にこのヒートショックを起こします。
現在の日本では、ヒートショックによる年間死亡者数が1万9千人と言われています。
交通事故の年間死亡者数が約4千人に対して、その5倍近くの人がヒートショックによって亡くなっています。
年間の浴室死亡者数は2位の韓国の4倍近く、3位のスペイン以下の国の6倍以上の人数で、
先進国の中でもダントツの1位となってしまっているのが日本の現状です。
ヒートショックによる被害がどうしてこれだけ多いのでしょうか?
日本は、他の先進国と比べると一世帯当たりのエネルギー消費量が少なく、
2001年のデータでは、日本が41GJ(ギガ・ジュール)・世帯・年に対し、アメリカが97GJ、ドイツが74GJという内容です。
この数字だけ見ると「日本は消費エネルギーが少なくて優秀な国」に見えます。
しかし実際には「日本人は他の先進国に比べて、家の中で暑さ、
寒さを我慢して暮らしている結果、エネルギー消費量が少ない」ということが、
ライフスタイルの調査から分かってきています。
他の先進国では、断熱性能が悪い家でも、24℃、25℃ぐらいに設定して、家の中を全館暖房しています。
それに対して日本ではリビングを暖房で20~22℃程度を保とうとしますが、
脱衣場などの非暖房室は外気温に左右されて、10℃以下しかないような状況で寒さを我慢して暮らしています。
住宅内で感じる温度差が20℃以上になるとヒートショックが起こりやすくなると言われています。
この生活や住宅への考え方の違いが、他の先進国と比べて、ヒートショックで亡くなる人が多い原因になっているのです。
タキナミでは日本の住宅の性能を上げ、エネルギー消費量を抑えつつ、ヒートショックの起こりにくい
快適な住宅をつくっていくことを目指しています。
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では、快適な新築・住まいづくりを一緒に考えていきましょう。
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