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2019.06.11/
コラム

水廻りのバリアフリー【★福井建売・分譲コラム】

皆さん、こんにちは。
福井で新築住宅を建てたい!という方にお届けする福井不動産コラムです。
福井で分譲住宅、一戸建てをご検討の皆様、家づくりはいかがお進みでしょうか。

先日のコラムでは新築住宅を建てる際に考えておいた方がいいバリアフリーについてお話ししました。
そのコラムでは触れていなかった新築住宅の水廻りのバリアフリーについて、今日は考えてみたいと思います。

◆浴室
浴室に本格的なバリアフリー設備を整えようと思うとかなりの費用がかかります。

また、必要になったらリフォームで、と考えていても、内容によっては大掛かりな工事が必要になる場合もあります。
新築住宅を建てるうちから、ある程度のバリアフリーは考えておきましょう。

まず、出入り口は段差の無いものにし、幅も65cm以上確保するのが理想です。
できれば折れ戸よりもスライド式のドアにした方が幅をより広く使えるのでお勧めです。

高齢者が浴室内の床で滑って転倒というニュースも多く聞いたことがあると思います。
浴室内は洗い場、浴槽内とも滑りにくい素材の床を選びましょう。

また浴槽はまたぎやすい高さ、形のものにし、できれば浅いタイプにしておくことをお勧めします。

手すりは浴槽だけでなく、洗い場の方にもあると安心です。

また、高齢になると温度差でヒートショックを起こす場合もあります。
脱衣室などと温度差が大きくならないよう工夫をしましょう。

寝たきりの方を介護するような場合はバスリフトが必要になる場合も。
その心配があるようでしたら、あらかじめ天井にバスリフトを設置するための
補強材を入れておくと、いざという時にリフォーム費用を抑えられます。

◆トイレ
高齢になるとトイレに行く頻度も多くなります。
新築住宅では寝室の近くにトイレを作れば夜トイレに行くときも負担が少なくなります。

間取りによってはトイレへの入り口を2か所設けるのもお勧めです。
寝室から直接入れるようにしたり、廊下からだけでなく隣の洗面所からも入れるようにしたり。
2か所入り口があることで介助するとき便利なだけでなく、万が一のときにも対応できるようになります。

また、介助が必要になった場合のことも考えると、介助する方も一緒に入れるよう、
広めに作っておくのがお勧めです。

手すりは介護される方の分だけでなく、介助する方も使えるものを設置するのが理想ですが、
すぐに必要ない場合は、手すりを設置することも想定して、下地だけでも
新築時に入れておくといいと思います。

◆洗面所
高齢で足が悪い場合や車いすを使って生活する場合、立って使うことを前提とした洗面台は使いづらくなります。

新築住宅では洗面台の高さを低めにつくってみてもいいかもしれません。

健康なうちは少し使いづらいかもしれませんが、子供も使えるようになりますし、
不便ばかりではないと思います。

また、洗面台の下が収納になっていると、車いすや高齢になって椅子を使って使用するとき不便になります。
洗面台の下は収納にせず空いた空間にしておいたり、移動可能な収納にしておくといいかと思います。

バリアフリーはいろいろな要素があり、実際本当に必要となったとき、
想像していたのと違った不便さを感じるかもしれません。

子供も高齢の方もみんな使いやすいよう考えて新築住宅をつくっていくのが重要です。

タキナミは創業97年。信頼と歴史の中でつちかった実績での新築住まいづくりを提供しています。

では、快適な新築・住まいづくりを一緒に考えていきましょう。

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