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2019.04.15/
コラム
制震装置(TRCダンパー)【★福井建売・分譲コラム】
皆さん、こんにちは。
福井で新築住宅を建てたい!という方にお届けする福井不動産コラムです。
福井で分譲住宅、一戸建てをご検討の皆様、家づくりはいかがお進みでしょうか。
先日のコラムでは新築住宅の地震対策として、耐震・制震・免震の違いについてご紹介しました。
その中の制震についてもう少しご紹介したいと思います。
まずおさらいですが、「制震」とは新築住宅に伝わった地震の揺れ(エネルギー)を
制震装置で吸収し、建物の揺れや損傷を減らす対策のことです。
タキナミの新築住宅Eco Sumaでは制震システムのTRCダンパーを標準装備としています。
この制震システム、TRCダンパーとはどういうものなのでしょうか?
まず「ダンパー」とは、ばねやゴムなどを用いて、衝撃や振動の振れ幅を軽減する装置のことで、自動車や鉄道などにも使われています。
これを住宅にも取り入れ地震の揺れを軽減するための制震装置としたのがTRCダンパーです。
TRCダンパーの中には「特殊粘弾性ゴム」というものが入っています。
「特殊粘弾性ゴム」は瞬時に運動エネルギーを熱エネルギーに変換する性質を持っています。
この性質のため普通のゴムとは違って跳ね返りません。
TRCダンパー内のこのゴムが地震のエネルギーを熱エネルギーに変換し、その衝撃を吸収します。
また、時間経過や温度による性能の変化が少ないため、メンテナンスをしなくても優れた効果を持続することができます。
実際の地震を想定し行った実験の結果、TRCダンパーは繰り返し起こる地震の揺れにも強いことが実証されました。
TRCダンパーを設置していない住宅と、設置した住宅で震度6強の揺れを繰り返す実験を行ったところ、
3回目の揺れで、TRCダンパーを設置していない住宅では釘が抜け始めましたが、
TRCダンパーを設置している住宅では釘抜けは見られませんでした。
先日のコラムでも触れましたが、「耐震」は地震に耐える対策のため、1度の大きな地震に耐えることは可能ですが、
何度も大きな余震が起こるような場合には耐えきれず倒壊する恐れが出てきます。
実際、2016年の熊本地震では、3日間の間に震度6以上の地震が7回記録されたそうです。
その結果、繰り返し起こった揺れにより倒壊した住宅も多かったようです。
タキナミの住まいの体感ランドでは実際の耐震ダンパーや住まいの構造を見ることができるコーナーを設けています。
気になる方はお気軽にご来店ください。
タキナミは創業97年。信頼と歴史の中でつちかった実績での新築住まいづくりを提供しています。
では、快適な新築・住まいづくりを一緒に考えていきましょう。
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