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2017.02.25/
コラム
電気の使用量
つい数日前に、お客様から電話をいただき 電気のブレーカーが落ちると連絡がありました。
朝の、食事の支度中との事です。 まずは、分電盤に異常が無いかの確認にお伺いしました。
しかし、異常が見れず聞き取りと 使用状況から確認をしました。LDK廻りのコンセントだろうか?
電気配線に流れる電流を調べるのに、測定器を持ってきました。
電流計はテスターに限らず、回路の途中に負荷を直列に繋がないと測定できません。
クランプメーターは磁束の量で測定することで、電流値を知ることができるのです。
回路の途中に接続しなくても電線を挟むだけで電流を測定できます。
家庭の分電盤には、「60A」とか「100A」などと書かれています。基本的には、これを超えないように
器具を使わなければいけません。
各器具に書かれている消費電力のW(ワット)数をすべて足して100で割って見ましょう。たとえば、
エアコンを付けてヘアードライヤー使った場合、 エアコンの消費電力1400Wに、炊飯器1000W
だとすると合計は2400Wです。100で割ると24になります。24A(アンペアー)となります。
もしも、20Aのブレーカーですと落ちてしまいます。
もし自宅のブレーカーが頻繁に落ちるようでしたら、使用量を計算してはどうでしょうか?
ブレーカーが落ちる原因としては
1、同時に使う電気器具を少しずらす(検討)
2、電源の配分(バランス)をとる
3、電源の容量を増やす
上記で例を言えば、エアコンと炊飯器は同時に使わない(検討)工夫が1、にあたります。
2、ですが分電盤の配線式を変えて使用電気量のバランスをとることで落ちないようにできます。電気屋
さんにお願いしなければなりません。
3、電力会社に連絡して契約A(アンペア)数をあげてもらう事です。
この場合は、電気の基本料金が上がってきます。