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2017.01.24/
コラム

不動産査定【★福井建売・分譲コラム】

 土地・建物を売りたいとき、不動産会社に売却価格の査定を依頼します。

 査定の方法には、現地査定と簡易査定があります。現地査定は、現地に実際に出向いて調査をします。建物や敷地の状態、方位、隣地との高さなどを確認してから査定を行います。日当り、騒音なども確認を行います。簡易査定の場合、現地調査はせずに、法規制等の調査、周辺の売出事例や取引事例の調査、市場の動向などを踏まえ、査定価格を出しています。

 ところが、依頼する不動産業者によって査定価格は違ってくることが有ります。不動産業界には、定着した価格査定方法がないからです。国交省が推薦する不動産流通センターの不動産価格査定がありますが、これは不動産鑑定士が作成しているため、内容が込み入っていてマニアックで、不動産業者としては使いづらいものになっているのです。

 不動産業者は、公示価格や取引事例の価格に時点補正をし、さらに条件補正をして査定価格を出します。このときに、同じ土地を査定する場合でも、価格のベースとなる取引事例が、不動産業者によって違うことはよく有ります。また、条件補正の考え方も違ってくるのです。ですから、複数の業者に査定を依頼すると違った査定額が出てくるのです。

 不動産売却の相談は、実績の有る業者なのか、信頼できる業者なのか見極めることも大切になってきます。査定価格を高く出してくれたからと言って、スムーズに売却してくれるとはかぎりません。

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